9/24(土)活動日誌♪

人材不足のサックスパートに、見学者がきた。
二人も。なんと親子。
母親は、シルバーのアルトを持っていて、娘のほうはラッカーのはげたアルトにメタルのマウスピースを付けている。ただものではない。
そう、その正体はジャズ吹きであった。
吹奏楽団員の僕にとって、ジャズ吹きは、英語をしゃべれる日本人と同類、憧れの存在である。
アドリブができるようになるには、英語がしゃべれるようになるのとおなじくらい訓練しているに違いない。
僕は、ジャズを聞くのは好きだけど、アドリブは全くダメだし、ジャズの楽譜を吹いてみても、どうもジャズっぽくならない。
たとえば、八分音符が4つならんでいたら、僕ら吹奏楽は、タタタタって吹くけど、ジャズではめったにそんな吹き方をしない。
ンタンタ、とか、タンンタ、みたいに吹く。その、ン、ってなんだ、どうやって吹いているんだ。
どんなときが「タ」で、どんなときが「ン」なのか。謎である。
音を飲む、と表現したりするけど、「ハーフタンギング」というテクニックであるらしい。
サックスパートの皆さん、ハーフタンギングの練習をしよう。冗談。
あの親子、入ってくれないかな。彼女らのアドリブができる曲を定演でやれたら、楽しいと思うんだけど。
ジャズの吹き方教えて欲しいし。